後継者不在で約半世紀愛された味が姿消す 岡山の土産菓子「きび田楽」…販売最後の日に密着【岡山】 (25/01/31

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  • Опубликовано: 7 фев 2025
  • 約半世紀、岡山土産として親しまれてきた菓子「きび田楽」が1月31日、販売を終了しました。JR岡山駅にある販売店には朝から大勢が列を作り、馴染みの味との別れを惜しみました。
    (戸田奈沙 記者)
    「きび田楽の販売最終日です。商品到着まで1時間ありますが店の前には長蛇の列ができています」
    (客)
    「小さい頃家族と食べていた。昔からあるものがなくなるのは寂しい」
    「東京や大阪に行くときにお土産に使っていた。残念」
    【販売開始前から200人以上の列がー】
    【“最後の”商品が到着】
    (金萬堂本舗 工藤浩之統括本部長)
    「金萬堂は本日最終日。最後の記念にストラップを用意しました。」
    【150個限定で配られた社員手作りのストラップ】
    (金萬堂本舗 工藤浩之統括本部長)
    「ショーケースの食品サンプルをストラップにした。手作り。」
    【午前10時37分 “最後の”販売開始】
    「きび田楽」の販売が終了するのは製造する岡山市の金萬堂本舗の廃業によるものです。1973年に創業し「きび田楽」をはじめ、多くの菓子を製造してきましたが、2024年、2代目の社長が亡くなり、妻が引き継いだものの後継者がいないため廃業を決めました。
    【最終日に用意した商品はこれまでの約3倍の720箱】
    (購入した客は)
    「うれしい。結構人が並んでいるのでゲットできないかと思った。(Q:仕事は?)休みをとった。これがあるんで休みますと」
    「昔から祖父がお土産で買ってくれていた。思い出の味だから大切に食べる」
    【そしてー】
    (金萬堂本舗 三牧敦子店長)
    「最後のお客様です。長い間ありがとうございました」
    【午後0時40分「きび田楽」完売】
    (18年間売り場に立った 金萬堂本舗 三牧敦子店長)
    「残念。商品がなくなって売れないことは。親子3代とかで来てくれていたので、きび田楽を食べて頂けなくなるのは申し訳ない」
    【製造元の金萬堂本舗は味を引き継ぐ“後継者”が現れれば検討するというー】

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